ミネラルは私たちの身体の中でどのような働きをしているのでしょうか?
このページではミネラルの働きや必須元素など、ミネラルについてわかりやすくまとめています。予備知識としてお役立てください。
ミネラルは、五大栄養素のひとつです。五大栄養素とは、炭水化物、脂質、蛋白質、ビタミン、ミネラルの5つをいいます。ミネラルが不足すると、ミネラル欠乏症になります。また、摂りすぎると過剰症をおこす可能性があります。ビタミンと同じように、適正量を守るようにします。日本では、厚生労働省によって亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・ヨウ素・リンの12 成分が示されており、食品の栄養表示基準となっています。
スポンサード リンク
ミネラルの要約
- ミネラルは、五大栄養素のひとつです。五大栄養素とは、炭水化物、脂質、蛋白質、ビタミン、ミネラルの5つ。
- ミネラルが不足すると、ミネラル欠乏症になります。摂りすぎると過剰症をおこす可能性があります。ビタミンと同じように、適正量を守るようにします。
- 植物性ミネラルは、必要な量以外は体外へ排出されます。
- 五大栄養素のの中で、ミネラルだけ体内で作りだすことができません。ミネラルは、食物などから摂取する必要があります。
- ミネラルは、必須栄養素です。ミネラルがないと人間は生きられません。
- ミネラルは、健康を維持する上で重要な働きをしています。ミネラルが不足すると、さまざまな病気の要因となります。
- ミネラル自体には、カロリーはありません。タンパク質やビタミンと働き合い、身体の成長、生命の維持をしています。
五大栄養素と主な働き
身体のエネルギー成分となる炭水化物・タンパク質・脂質と、身体の機能に必要な成分となるビタミン・ミネラルを五大栄養素いいます。
- ミネラル
-
骨や歯を作り、生体活動の潤滑油
- ビタミン
-
炭水化物・たんぱく質・脂肪の代謝を調節
- 炭水化物
-
身体を活動させるエネルギー源
- タンパク質
-
身体の組織や血液を作る
- 脂質
-
エネルギーを蓄える、脂肪酸・リン脂質・コレステロールとなる
- ミネラルは、骨格を形成したり、血液や臓器をつくったりしています。ミネラルは、生きていく上で必要な、ありとあらゆる生理作用にかかわっています。
- タンパク質を摂取しても、ミネラルがなければ、タンパク質の効果を発揮することができません。ビタミンを摂取しても、ミネラルがなければ、ビタミンはムダになってしまいます。
- ミネラルは、人間の体内で合成することができません。
- カルシウムの欠乏症は、骨粗鬆症、歯の発育不良、血液の凝固性不良などになりやすくなります。マグネシウムの欠乏症は、狭心症、腎不全など、ナトリウムの欠乏症は目まい、呼吸不全などをひきおこしやすくなります。
- ミネラルは、タンパク質やビタミンとともに、身体の構成成分をつくっています。ミネラルは、生理作用をコントロールする役わりを果たしています。
必須ミネラルと主な働き
人間の成長や、生命活動を維持する上で、かかせないミネラルを必須ミネラルといます。必須ミネラルには、16種類の元素があります。
必須ミネラルうち、ひとつが欠けるとミネラル欠乏症となります。ミネラル欠乏症は、さまざまな病気の要因となります。
- カルシウム(Ca)
-
骨、歯の組織を形成、血液凝固作用、心筋の収縮作用、精神安定作用、酵素活性化作用
- マグネシウム(Mg)
-
骨格形成促進作用、浸透圧の調整、精神安定作用
- ナトリウム(Na)
-
浸透圧の調整、PHを正常に保つ
- マンガン(Mn)
-
軟骨、炭水化物、蛋白質、脂質の消化吸収
- リン(P)
-
骨、歯の形成、筋肉の収縮作用、Caと共にエネルギー代謝、PHの調整
- カリウム(K)
-
浸透圧の調整、
神経、心機能の調整、利尿作用
- 銅(Cu)
-
浸透圧の調整、PHを正常に保つ
- 亜鉛(Zn)
-
たん白質合成、血中コレステロール調整、インシュリンの分泌促進
- 鉄(Fe)
-
ヘモグロビンの生成、血液運搬作用
- モリブデン(Mo)
-
酵素としての作用
- セレニウム(Se)
-
ビタミンEの活性化、視力回復、組織の皮膜保護、抗ガン作用、抗炎症作用
- ニッケル(Ni)
-
肝臓、心臓、生殖機能、酵素活性化
- クロム(Cr)
-
インシュリンの活性化、糖代謝、脂質代謝、脂肪酸、コレステロールの合成
- リチウム(Li)
-
Naの代謝、神経組織の調整
- コバルト(Co)
-
ビタミンB12の生成、造血作用、神経の働きを正常化
- バナジウム(V)
-
虫歯予防、Fe、脂質の代謝
日本では、厚生労働省によって亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・ヨウ素・リンの12 成分が示されており、食品の栄養表示基準となっています。


